2018年11月1日木曜日

あたたかい場所


こんにちは。

本日の徳沢は快晴です😊☀

10時の気温は2℃、昨日より風がないため、すこし寒さが和らいでいます。





以前こちらのブログでご紹介しましたが、

徳沢ロッヂ、 .HYAKKEI にて大々的に紹介されております。

支配人さんからの熱いメッセージが詰まっておりますので
ぜひぜひご覧ください!
「山小屋 ネクストジェネレーション #02」
↓  ぜひぜひご覧ください! ↓







そして、徳沢ロッヂのラウンジにあります
松本民芸家具
について調べたことをお伝えしたいと思います。



今から50年前頃、畳と座卓の生活が当たり前だったころ

家具生産の伝統ある(300年以上の歴史があるそうです)松本の地で
その高度な和家具の技術を持つ
松本の職人が作った洋家具であります。



昭和49年に、当時の通産省指定の「伝統的工芸品」に
家具の分野では、全国に先駆けて「松本家具」として指定を受けています。




可能な限り手仕事で製作し

長い歴史の中で愛され続けてきた
東西の伝統的デザインと

現代生活に即した形をデザインしています。








素材は、ミズメザクラ、ケヤキ、栃など
すべて日本国内産の落葉高木であります。

(ミズメザクラは、入手困難であり、加工も難しいそうです。
しかしミズメは、堅く、粘り強く、使い込むほどに
美しくなり、その存在感を増していくために
選ばれているそうです)



塗装は、漆、ラッカー塗装などですべて手塗りであり

ラッカー塗装では8回
漆では13回以上時間をかけて丁寧に塗り重ねているそうです。

(ラッカー塗装は、木の質感を残したい時に使用されます。
表面がなめらかで柔らかい光沢を放ちます)


(漆は落葉高木の「ウルシ」からとれる樹液を加工したものなんですね。
漆は、年代や産地で成分が異なり、乾く時間や粘度の性質が
異なるので、漆の性質と、使用目的にあった塗り重ね方をすることで
美しく、丈夫で長持ちするそうです)






そんな沢山の人の想いがつまった、手間暇をかけた
松本民芸家具が徳沢ロッヂにあります。





まず手に触れた感触が、とてもなめらかで
触れただけでハッとして、癒される、そんな触りごこちです。









徳沢ロッヂは
松本民芸家具を通して、木の優しさを
間近に感じられる場所ではないかなと感じております。






ぜひ寒い日は、ゆったりした時間のなか
こちらのラウンジであたたまりながら

美味しいケーキを召し上がっていただいたり
ゆっくり、本を読んだり(ラウンジの本棚には、沢山の本が揃っております)
松本民芸家具をじっくりと味わっていただければと思います。







徳沢ロッヂも、この松本民芸家具のように
長くみなさまに愛され続けられる
そんな場所であることを願っています!





今年の営業日も残りわずかとなりましたが、
最終日までできることを頑張りたいと思う、今日このごろでした。


上高地観光施設事業の詳細及びご予約は下記よりご案内しております

記 徳沢ロッヂ  鈴木 智子