最近ロッヂのまわりでこいつをよく見ます、「アサギマダラ」。
アザミの花などから蜜を吸っていますね。
このアサギマダラ、春から夏の初旬にかけて沖縄や九州から北上して
本州の高原や北海道で過ごしたあと秋には南下を始めるらしいです。
中には2000㎞移動した記録や、国境を越えて台湾まで飛んで行ったなんて記録もあるそうです。
飛び方も優雅で、フワフワ、ヒラヒラといった表現がよく似合います。
しかしこの渡り蝶、現在でも謎が多くなぜ長い距離を飛んで移動するのか、
どうして海を越えて長い距離を飛べるのか、どういったルートなのか、
解明されていないとのこと。
翅の色に太陽の光が透けるのが綺麗なので興味を持ち、少しだけ文献を漁ってみましたが
知れば知るほど興味が増します。
小さい体で移動を重ねながらいろんなところを時間をかけて行ったり来たり。
理由は分からないけど海を渡って山を越える。
いやーロマンがありますね。
細くて薄い体が見た目よりはるかに力強く見えてきました。
「アサギマダラ」。上高地にきて観察する価値ありです!!
上高地では今、他にもいろんな蝶がお出迎えしてくれます。
理由なんか無くたって来てみればいいんです。
やっぱり良いとこ、上高地。
理由なんか無くたって
いいんです。