2012年7月23日月曜日

登山道での珍客



梅雨も明け、徳本峠を越えて新島々に向かいました。

途中で珍しいお客さんに遭遇。

岩魚留小屋あたりでだらだらとした道に嫌気がさしながら歩いていたところ、登山道のすぐ近くで採
食をおこなっていました。1mも離れていなかったかも。向こうもびっくりこっちもびっくりで思わず大声で叫んでしまいました。驚かしてごめんなさい。

かもしかはシカの名前がついていますが実は牛の仲間です。

ニホンジカがウシ目シカ科であるのに対してカモシカはウシ目ウシ科です。

その昔カモシカがまだ非狩猟鳥獣でなかった頃、その肉の味がカモに似ているためかもしかと呼ばれるようになったそうです。

話は変わりますが長野ではニホンジカの個体数増加のため食害が広がっています。

上高地の手前の中の湯あたりでの目撃例や西穂高岳でシカの糞(?)を見た方もいるくらいです。

ニホンジカによる食害が広がれば上高地周辺の高山植物なんてひとたまりもありません。

もし、上高地周辺でニホンジカを見かけた方は長野県庁松本支部の林務課までご一報をお願い

致します。                                T・・・O