2025年6月1日日曜日

実と葉

  6月1日


みなさん、こんにちは。

青空を最後に見たのが

ずいぶん前のような気がします。

ここのところ曇り・雨が続いている徳沢。

10℃を下回る日もあり、

支配人は暖炉の日をつけようか、つけまいか

小屋の中をうろうろ、迷う日々です。



さて今日は、つい数日前のお散歩で見つけた

植物の実と葉を紹介したいと思います。

花が咲き終えた後、花がどんな風に変化を遂げ

実をつけていくのかをゆっくり観察したり、

葉の形をこちらとあちらで比べてみたり、

そんな植物観察を楽しんでいます。



まずは、実。

ニリンソウの花をのぞき込んでみてください。

中心で実がぷくぷくと膨らんできているものが

多くなってきました。

そして花弁を落としているものも。


こちらは、ツバメオモト。

つい最近咲き始めたかと思っていましたが

あっという間に花弁が散っていました。


最後に、エンゴサク。

ニリンソウはじめ、他の植物たちに背を抜かされ

実は埋もれています。探すのがなかなか困難・・・。


次に森の中を愉快にしてくれている葉たち。

みんな同じ緑、ただの草、なんて思わず、

よーく見てみてください。

私が気になって仕方ない葉が、トリカブト(恐らく)。

こっちの子も


そっちの子も


あっちの子も!!!


なぜか上の方についている葉がクタりと折れ曲がっています。

下の方についている葉はピンと伸びて元気そうですが、

上の方だけ疲れているようです(?)

他にも、森の中には様々な形の葉が。

こちらはサンカヨウ。花とは対照的、

大胆な葉が二つ、どん、どん!

かならず一つが大きく、一つは小さいような気がします。


こちらはエンレイソウ。

徳沢から横尾への道には

大きなエンレイソウが多いように感じます。

エンレイソウは葉脈の模様がきれいだなあと

まじまじ見てしまいます((笑))。


緑の濃淡が美しい、カタバミの葉。

絨毯のように広がる上を、

虫さんが歩いていました。


こちらは、葉の中でも一段と美しさを感じます。

ルイヨウボタンの葉。

カラマツソウと似ているような気もしますが、

ルイヨウボタンの方が大きめです。



緑いっぱいの徳沢、

お越しの際は、ゆっくり歩きながらの

植物観察もおすすめです!



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記 徳沢ロッヂ つっちー