雨上がりの上高地。
とてもさわやか。本日、わたくし休日。
いくつになっても休みはうれしい。
疲れていたのと朝方は雨だったのを理由に本日はゆっくりDVD鑑賞!
と、自分を納得させ海外のある山岳映画を観ていたら
次なるセリフが...
「この地球で過ごせる時間は限られている。本当にしたいことをするべきだと思う。
(かなり略)
テレビの前に座っていてもワクワクしないよ。生きてる実感を味わうんだ。」
さぁ、いけない。テレビ前に陣取ってDVD観てる場合じゃない。
外も晴れてきているし、生きている実感を求めあわててトレイルへ。
(テレビ関係者の方ごめんなさい!テレビも、いやテレビは面白い!!)
で、徳本峠小屋まで偵察がてら行ってきました。
ほんと今年は異常。梓川左岸側は明神まで全く雪無し。暑い。
(明神から先も無さそうですが、本日途中で徳本峠へ行ったので未確認)
しかしここ上高地は標高1500m。
天気が崩れればこの季節、まだまだ本当に寒いはず。
来てよかった。最高。
途中10cm大のカエルが足下に。
びっくりしてカエルではなく自分が飛び跳ねる!
小心者です...
このカエル、「無事カエル」と命名。うまい!
「お〜い、山田くん。上高地食堂さんに座布団一枚あげて〜!」
やはりテレビは面白い。笑点最高。笑
雪が無いと申し上げてきましたが徳本峠小屋までの道中、ある程度の標高からは雪道。
しかしこの時期、徳本峠小屋まで登るために使う冬道は
もう水ごうごうの沢となっておりました。歩けない。
本当に雪解けが早い。
が、夏道はまだ雪に覆われています。分かりづらい...
雪は通常より少ないですが、一般的な登山地図でコースタイムばかり見ている、
整備された登山道で道標を頼りにしているような山行をなされている方が
軽い気持ちで行けば確実にアウトです。
雪崩跡。この季節、気をつけてください。
見返り美人。ザ・穂高。
途中から冬道へ。沢を直登。
徳本峠小屋。渋い。
まだ準備はしていない感じ。
一昨年のこの時期の小屋は、雪に埋もれていて
気づいたら屋根の上を歩いていたほど雪があったのに。
バスなど交通網が無い頃は、島々谷からこの徳本峠を超えて上高地へ。
古えのアルピニストはこの場所で穂高岳を見てめちゃめちゃ感動したことでしょう。
「イェ〜い!」とか行ってハイタッチとかしたのか。気になります。
無事下山してきてゆっくりと上高地の空気に触れていると、
小梨平でなんとも気持ち良さそうに微睡んでいる方が...
(勝手に撮影してすみません。)
気持ち良さそう。贅沢。上高地の達人?さすがっす!
でも、具合悪くて寝ているわけじゃないですよね?
「お〜い、山田くん。上高地食堂さんの座布団全部持ってきなさい!!」
最高。上高地。