リュウジョの綿毛が
雲のかけらかと思うほど
辺り一面に舞う涼しげな午後です。
久しぶりにこんなに穏やかなので
少し繊細な気分になりますね…
昨日
玄関のサンダルを掃除していたら
すぐ隣に大きな蝶々がとまり
羽をひらひら。
どうやら雨で濡れた羽を乾かしているようで。
特に気にもせず
私も蝶々もそれぞれの時間を過ごします…
と、そこへ支配人が。
ロッヂの階段を上がって来るなり
「動かないで！」と。
撮影者・徳沢ロッヂ支配人 古畑 満
この子。
どうやら絶滅危惧種の
オオイチモンジ
というそうで。
慎重に慎重にコンデジを近づけて
必死に写真を撮っていました。
マニアの間では
さなぎの状態だと￥〇〇〇〇〇〇
するとかしないとか！
支配人には
「サンダル拭いてる場合じゃないよ～」的な
指摘を頂きましたが、
蝶々にはまるで詳しくないので
わかるはずもなく。
結構なお値段がつくそうなので
もし知っていたら
かなり興奮していたかもしれません。
知識が増えると
考え方に多様性が生まれるし
自分が豊かな人間になれた気がします。
ただ、
携帯やパソコンが身近にあることで
それが知識なのか、
自分にとって本当に必要なのかさえ
よくわからないような情報が
なだれ込むように入ってきたりして
得られる情報量があまりに多すぎることに
少し疲れてしまっている自分もいたりして。
知らないからこそ
思いもよらない新しい角度から
気づけることもあるのかなと
無理やりポジティブに考えようっと。
強引でしょうか…（笑）
でもきっと
オオイチモンジも
札束が飛んでるようなもんだよ…
なんて思わない人の周りにだからこそ
近寄ってくるのかもしれないですよね（笑）
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記 徳沢ロッヂ 久道 るみ
