2022年6月5日日曜日

徳沢からタイムトラベル

 6月5日


みなさま、こんにちは。

数週間前まではニリンソウの絨毯が広がる徳沢でしたが、

6月に入り、ニリンソウは他の花へバトンタッチ。


ズダヤクシュ①やイワカガミ②、

ラショウモンカズラ③、ベニバナイチヤクソウ④、

ユキザサ⑤、クルマバソウ⑥、クルマバツクバネソウ⑦等々。

キリはありません、多くの種類の花が足元を賑やかにしてくれています。








花を見ながら歩いていると花の形や色の美しさに

時間を忘れてしまいます。また、こんなことも考えます。

「徳沢から下流の方へ進めば時間が進み、上流の方へ行くと時間が戻る」


3,4日前に徳沢から大正池(下流)と涸沢(上流)へ行きました。

どちらも徳沢から片道約9km離れており、咲いている植物が異なります。

ここからここ!と線が引かれているわけではなく、

グラデーションのような季節の移り変わりを

植物を通して楽しむことができます。


大正池方面へ行けば、小梨の花は満開、

新緑もぐんぐん進んで眩しい黄緑色から濃い緑色へ。


涸沢方面へ行くと、エンレイソウの芽が土から顔を出したばかり。


他にも、見頃のサンカヨウやニリンソウも。


大正池では初夏を、涸沢では春の始まりを感じました。


徳沢で咲き終えた花を見たくなったら上流方面へ、

次に咲く花は何だろうと知りたくなったら下流方面へ。


山頂を狙って歩く登山ももちろん良いですが、

徳沢に来てから山の楽しみ方がいくつも増えたように思います。





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記 徳沢ロッヂ つっちー